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Mckinnon Secondary College(マッキノン・セカンダリー・カレッジ)|メルボルン学校情報

Updated: Dec 18

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当事務所職員の娘さんが以前通学されていたMckinnon Secondary College(https://mckinnonsc.vic.edu.au/)。本記事では、日本人家庭にも人気のこの学校について、周辺環境・教育内容・入学制度などを分かりやすくまとめました。


学校概要とロケーション


メルボルン南東部の静かな住宅街に位置する人気校

マッキノン・セカンダリー・カレッジは、メルボルン中心部(CBD)から南東へ約15kmほど離れた静かな住宅街 Mckinnon(マッキノン)にあります。治安が良く、公共交通機関(電車・バス)が充実しているため、家族連れや教育環境を重視する日本人家庭にも人気の高いエリアです。


近隣には教育水準の高い住宅地が広がる

周辺には Bentleigh、Ormond、Brighton East など、落ち着いた住宅地が多く、学校の評判の高さもあって、この地域の不動産価格は比較的高めです。


Mckinnon Secondary Collegeの魅力と特徴


最新設備を備えたEast Campus(Year 8・9専用)

1955年創立の歴史ある公立校で、Year 7〜12まで約3,000名の生徒が在籍しています。

2022年には新たに East Campus が開校。理科実験室やアートスペース、パフォーミングアーツ施設など最新設備が整い、学習環境としても非常に充実しています。


ビクトリア州の中学・高校教育システム


ビクトリア州の多くの学校は、中学1年(Year 7)から高校3年(Year 12)までの一貫校です。


大学進学に直結するVCE(州統一試験)とは?

Year 11・12では、大学進学に直結するVCE(Victorian Certificate of Education)に向けた学習が行われます。VCEの結果は ATAR というスコアに反映され、大学進学の可否を左右します。そのため、進学実績の高い学校は州内でも特に人気です。


教育プログラムと学校文化


選抜制ELMSで数学・科学の才能を伸ばす

Mckinnonでは、学習意欲が高く成績優秀な生徒向けに、ELMS(Enhanced Learning Mathematics and/or Science)という選抜制プログラムを提供。数学・科学の能力をさらに伸ばせる環境があります。


音楽・アート・スポーツなど多彩な活動

吹奏楽、ジャズバンド、合唱、ミュージカルなど芸術系課外活動が非常に活発。

毎年 Monash University の Robert Blackwood Hall で開催される Winter Concert は地域で高い評価を受けています。ディベート(討論)、哲学クラブ、各種スポーツなど課外活動の幅が広く、生徒はチームワーク・リーダーシップ・表現力を身につけることができます。


入学のポイント:厳格なゾーン制に要注意


ゾーン内住所が入学の絶対条件

マッキノン・セカンダリー・カレッジは、入学条件として厳格なゾーン制を採用しています。指定されたエリア内に居住していることが、原則として入学の必須条件です。


Find My Schoolで最新ゾーンを確認

最新のゾーン情報は以下で確認できます:Find My School(ビクトリア州公式)

ゾーン内居住を証明するため、申請時に住所に関する証明書類の提出が求められます。そのため、引越しや住所選びの前に必ず最新情報(学校のウェブサイト)をチェックすることをおすすめします。


実際に通ったご家庭からの声と学校の雰囲気


マンモス校でも雰囲気は明るくフレンドリー

職員のご家族によると、3,000名以上と生徒数が多いにもかかわらず、学校全体に明るく前向きな雰囲気があり、友人関係も作りやすかったとのこと。メルボルンの多文化社会ならではの環境で、生徒は異文化理解を深めながら成長していきます。


進路指導も充実し、多くのVCE科目が開校

大学進学に関するサポートが手厚く、選択できる VCE 科目数も多いため、将来の選択肢が広い点も特徴です。


学力・環境・文化のバランスが取れた人気校

まとめるとMckinnon Secondary College は、以下の特徴があります。

  • 学力レベルの高さ

  • 多彩な課外活動

  • 治安が良い周辺環境

  • 日本人家庭にも適した立地

  • 大学進学を見据えた体制

総合力の高い学校としてメルボルンでも非常に人気の公立校です。

入学にはゾーン制があるため、在住エリアの検討・情報収集は早めの対応がおすすめです。




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伊藤 義文(Ito Yoshifumi)

豪州公認会計士・登録税理士/Kuyama Ito & Co Pty Ltd

東京生まれ、育ちはオーストラリア・メルボルン。

日英バイリンガル会計・税理士として、個人事業主から中小企業までの税務申告、経理業務代行、各種財務書類の作成、ビジネスコンプライアンス業務、経営者へのコンサルティング業務が専門。 20年以上の知識と経験を活かして、クライアントの個別ニーズに応えながら、ビジネスの成長と発展をサポート。最近では、CPA PROGRAM(豪州公認会計士)における「税務」分野の資格試験問題の作成にも従事。現在は、KUYAMA ITO & CO PTY LTD (久山・伊藤会計事務所)の所長。


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