【2026年最新】オーストラリア・ワーキングホリデービザ(417)審査に遅延|日本からの申請は早めの準備を

オーストラリアのワーキングホリデービザ(サブクラス417)を検討している日本人は、これまでよりもかなり早い段階で申請する必要があります。
オーストラリア政府は、ワーキングホリデーメーカー(WHM)ビザの審査に対する遅延を認めており、内務省(Department of Home Affairs:DoHA)も現在、オーストラリア国内からの申請を優先して審査していると明記しています。
ワーキングホリデービザ(417)の審査に遅延、
日本からの申請にも影響
内務省のワーキングホリデービザのウェブページには、現在、次の案内が表示されています。

【画像内の案内(日本語訳)】 現在、オーストラリア国内から申請されたワーキングホリデーメーカー(WHM)ビザを優先して審査しています。そのため、オーストラリア国外からの申請は審査に数か月を要する場合があります。ビザが許可されるまでは、航空券の予約や渡航に関する確定的な手配を行わないでください。
日本を含むオーストラリア国外からのワーキングホリデービザ申請は、審査に数か月かかる可能性があります。これまでは通常、数日程度で処理されることが一般的でした。
なぜ審査が遅れている?
2026年のオーストラリアのビザ審査方針
ワーキングホリデービザの審査期間の変化は、オーストラリアにおける国外申請の審査方針全体の変化の一環でもあります。2026年7月25日から、新たなMinisterial Direction 119(大臣指針119号)により、サブクラス482(Skills in Demand)ビザを含む技能系ビザの審査優先順位が変更されました。
一部の例外を除き、現在はオーストラリア国内にいる技能ビザ申請者が、海外にいる申請者より優先されます。海外から申請されるサブクラス482ビザの大半は、最も低い審査優先順位に置かれています。
これらの大臣指針はワーキングホリデービザそのものには直接適用されませんが、今回のWHM審査の遅延は、国内申請を重視し、海外からの入国者数を抑えるという同様の政策的重点を反映しています。
日本企業の赴任・採用にも影響。今後は早めのビザ申請を
また、ワーキングホリデー(WHM)ビザは、オーストラリアで事業を立ち上げたり拡大したりする日本企業にとって、一定の戦略的メリットもありました。WHMの対象となる若手社員であれば、まず審査期間の短いWHMを取得後オーストラリアへ渡航して業務を開始し、その後にサブクラス482などのより長期の就労ビザへ切り替えるという流れが可能だったためです。
新しい審査体制では、このメリットは減少してしまいましたが、一般的にWHMビザは今後もサブクラス482(「Core Skills」)ビザより審査期間が短い可能性が高いと考えられます。
2026年、日本人の個人申請者にも日本企業にも共通するビザ申請におけるポイントは、ますます明確になっています。それは、できるだけ早く申請し、オーストラリアへの渡航や赴任は十分な余裕を持って計画することが重要と言うことです。
本記事は情報提供のみを目的としたものであり、個別事情に応じた、または個別の状況を前提とするビザ/移民に関する助言に代わるものではありません。掲載日時点における本記事の正確性を確保するよう最大限努めておりますが、オーストラリアの移民法令は頻繁に改正される点にご留意ください。ご自身の個別事情に関しては、必ずオーストラリア政府公認移民代理人(Registered Migration Agent)または移民法を専門とする弁護士にご相談ください。
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ニコラス・ウィリアムズ
不動産エージェント豪州公認移民コンサルタント/TOTAL MIGRATION SERVICES PTY LTD
ニュージーランド出身で、移民関連業界に20年以上携わっています。TOTAL MIGRATION SERVICES PTY LTD代表コンサルタントとして、移民法の政策のトレンドに精通し、様々なビザ案件を手掛けながら、特に雇用主スポンサービザに焦点を当てています。ニックは、オーストラリア登録移民エージェント(MARN 1067210)です。大学卒業後に1年半ほど過ごした日本、とりわけ旅行で訪れた九州の大ファンになり、料理好きも相まって、豚骨スープを手作りし自宅で「本格的豚骨ラーメン作り」を楽しむまでとなりました。天気の良い週末には海辺をドライブしたり、庭でB B Qをしたりと、これぞオーストラリアなライフスタイルも満喫してます。



