オーストラリアのPenalty Rateとは?
- 楠本 岳

- 5月20日
- 読了時間: 3分

週末・祝日の給与ルールを分かりやすく解説
「週末は給料が高い?」
オーストラリアで働くと、日本人が驚く制度の一つがPenalty Rate(ペナルティレート)です。
これは簡単に言うと、特定の時間に働くと給与が上がる制度で、例えば、週末・祝日・夜間などが該当します。
この記事では、
Penalty Rateとは何か
どのくらい給与が上がるのか
日本との違い
を分かりやすく解説します。
Penalty Rateとは?
オーストラリアでは、通常給与より高い給与が支払われる場合があり、週末や祝日、夜間の勤務は通常の時給の割増となります。これをPenalty Rateといいます。
Penalty Rateはどのくらい給与が上がる?
Penalty Rateは、Awardによって違います。
一般的な例としては以下となり、通常の2倍近くのレートになることもあります。
勤務日 | 給与 |
平日 | 通常給与 |
土曜日 | 125%〜150% |
日曜日 | 150%〜200% |
祝日 | 200%〜250% |
なぜPenalty Rateがあるのか?オーストラリアの労働文化
なぜ時給が高くなるのか?週末や祝日は、本来休む時間だからです。
特にオーストラリアでは家族の時間を大切にします。そのため、そうした時間に働く場合、追加の給与が支払われる仕組みになっています。
逆にそうでないと、働き手がいなくなるという現象も十分に考えられるのがオーストラリアです。
Penalty RateはAwardで決まる
Penalty Rateのルールは、Awardで決まります。
例えば
Hospitality Award
Retail Award
Clerks Award
などです。
祝日もレートが変わらない代わりにに有給が増えるなど、ルールに則って業界や企業により少し違う場合もあります。
給与明細を確認するようにしましょう。
カジュアル雇用のPenalty Rateとは?
カジュアル雇用では、Casual Loading(25%)に加えて、Penalty Rateが適用される場合があります。
つまり、給与が非常に高くなるケースもあります。
オーストラリアは週末給与の考え方が違う
日本では残業、深夜などに手当がありますが、週末給与という概念は一般的ではありません。
オーストラリアでは、働く時間によって給与が変わる仕組みが広く使われています。
注意点
Penalty Rateは、すべての職種で同じではありません。
まず重要なのは、適用されるAwardを確認することです。
まとめ|Penalty Rateを理解するとオーストラリアの給与制度が分かる
Penalty Rateは、オーストラリアの給与制度の特徴の一つです。
ポイントはこの3つです。
週末や祝日は給与が高くなる
Awardによって倍率が違う
職種によってルールが変わる
この制度を理解すると、オーストラリアの給与体系がより分かりやすくなります。
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楠本 岳(Kusumoto Takeshi)
人材コンサルタント/CAREER MEISTER
2007年にオーストラリアの人材紹介会社に転職し、メルボルンへ移住。
人材営業、メルボルン支店長、会社取締役を経て2014年末に独立の為に退職。2015年2月にCAREER MEISTERを創業。 日系企業のオーストラリアビジネス参入や事業発展を人材面から支えるプロフェッショナルとして、これまでに100社を超える企業への紹介実績と5000人以上の面談実績、500人を超える成約実績。現在は CAREER MEISTER (Kusumoto & Co Pty Ltd) のCEOを務める。


